2016年03月10日

忠告

2月はリフォームが多くて様々な職人さん達と


お会いして打合せをしました。


建具職人さんと打合せをした時の事です。


現場で作業をしていてふと、建具を見るとかなり


古ぼけていてこれは交換が必要だと判断しました。


壁紙を新調したら建具が浮いちゃうと思ったからです。


2月の中旬で時間も無かったものですから近場の建具屋


さんを仕方なく呼ぶことにしました。


何故、仕方なくかと言うと、この建具屋さんは物件から近くて良いの


ですが値段が高いのです。そして、ぶっきらぼうと言うか


上から目線と言うか。


「建具必要なの?だったら作ってやってもいいぜ!」とは


言いませんが雰囲気がそう感じられて印象は良くないのです。


でも時間も無いし背に腹は代えられません。


電話すると20分で現場に来てくれました。5年ぶりです。


ピンポ〜ン


玄関のドアを開けるとこちらを見て軽く会釈してニッコリ


とほほ笑んできました。


ス心「あれっ?こんなに愛想良かったっけ?」


スワローズはちょっと戸惑いながらも直ぐに現場に


来てくれた事に感謝の意を表しつつ室内に招き入れました。


ちょっとした世間話をして早速、トイレの扉と居室に入る


所のドアの寸法を測り始めノートに寸法を書き込んでいきます。


ノートに寸法を書いているのですがとても書きにくそうに


していて違和感がありました。


書いている右手の甲をよく見ると軍手をしていてその上から


包帯を巻いていました。


「ああ〜、建具を作っている時に手の甲を切っちゃった


のかな?アチャー。。。建具屋さんも大変だな..」


と思って声を掛けたのです。


ス「建具屋さん、手。怪我しちゃったんですか。大変ですね。。。」


スワローズがそう言うと建具屋さんはスワローズにニッコリ


ほほ笑みながら


建「いや〜、やっちゃいましてね。この有様ですよ」


そう言いながら手のひらを開いてスワローズに見せてくれました。


ス「あああああああ〜」


それ以上、言葉が出ませんでした。


ス心「そうだったんですか。。。ごめんなさい。気が付かなくてごめんなさい。。。」


建具屋さんは指1本で鉛筆を持っていたんです。


建具屋さんは爽やかな笑顔のままスワローズに語りかけました。


「作業をしている時に切っちゃったんですよね〜」


ス「僕、丸ノコでフローリングの板とか以前に切った事が


  あるんですけど結構怖かった思いがありました。気を付けると


  言うか素人はやらない方がいいですね。。。」


建「私が通院している時に素人の方が何人も指を切り落として


  運ばれて来ましたよ。プロの私ですらこれですよ。一般の方は


  やらない方が良いです。」


スワローズはホームセンターで買った丸ノコを1度だけ使って


家に保管してあります。いつか使う時が来るだろうと思って。


でも、この建具屋さんと話をして廃棄処分にする事に決めました。




以前、内装屋さんと話をした時にもこんな話がありました。


刃物を使う時に基本に忠実にしている時には事故は起こらないんだそうです。


職業訓練校やスクールでは基本動作を教えてくれます。


でも、現場では環境が変わったり、納期に追われたりしている内に


少しづつ基本動作をしなくなり大けがに繋がったりするそうです。


セルフリフォームが流行っていますが、皆さんも特に刃物を使う時や


高所作業の時にはくれぐれもご注意下さい。


特に丸ノコは捨ててホームセンターでカットして貰った方が


良いと思いました。


今日の記事が良かったらポチして下さいね!



不動産投資 ブログランキングへ



posted by 埼玉swallows at 07:00| 埼玉 ☔| Comment(2) | リフォーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする