走っていると何か気配を感じた。
そうだ、
「何かを拾う時の何時もの気配だ」
swallowsは兎に角物を良く拾う。
過去1年では、、、
・定期券付きSUICA 2回
・福沢諭吉君
・野口英世くん
・小銭数えきれない
・100ペソ紙幣1枚
・デジカメ(ソニー製)
そして今回は何と
スズメの雛だった!
まだ、毛も生え揃っていない小さな雛だ。
多分、巣から落ちたと思われたので周りにそれらしき
スズメの巣は無いか見回したが見当たらなかった。
そうこうしていると親鳥と思しき雀が電線から鳴き声
を発してこちらの様子を窺っている。
親鳥の鳴き声に雛もか細い鳴き声で応えている。
可哀そうである。
しかし親鳥は雛を巣へ連れて行く事は出来ず
少し経つと居なくなってしまった。
日も沈みかけている。
このまま放置しておくと車に轢かれたり、
野良猫の餌食になってしまう様な気もする。
しかし、かわいい雛だが毛も生え揃っていない
ので一見グロテスクに見え妻からの猛反発も予想
できる。「私はお世話出来ないからね

しかし子供たちは興味深々で喜んでいる、
swallowsの頭の中ではそんな光景が浮かんでしまった。
「そうだ、swallowsはsparrow(スズメ)を持って帰って
飛んで一人立ち出来るまで我が家でお世話してあげよう!」
自宅に帰るまでの道のりではどうやって妻に
許しを得ようか自転車に乗りながら悶々と考えた
swallowsであった。
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私、携帯しか拾った事ないです^^;