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大分、のびのびになってしまった前回の「謎の年輩女性」。
その続きです。
スワローズが部外者は立ち入らないで欲しい、そう
伝えるとその年配の女性は意を決した
かの様な表情になり言葉を発しました!
年配女性「大家さん!実は…」
ス「はい??」
年輩女性「実は私はここの近くで駐車場を経営しているのですが
ZZさんが最近全く家賃を払ってくれないのです。
以前はずっと毎月払って頂いていたのですが今は1年
以上払ってくれていません。車は置いてあったり出て
行ったりしているので恐らく仕事に行くと車は無くなる
のでしょう。ほらっ」
年輩女性はそう言うと家賃の支払いの証拠で
ある通い帳をスワローズに見せてくれました。
確かにそれを見ると1年以上駐車料金が支払われていません。
年輩女性はほとほと困り果てた表情を浮かべながらスワローズ
に話しかけてきます。
年輩女性「ねえ、あなたの所の家賃はちゃんと払って貰って
いるの?」
ス心「答えずらい事きくなぁ〜」
スワ「ええ、そうですね。。。。」
年輩女性「そう!じゃあ、あなたからZZさんに私の所の家賃
もキチンと払う様に言ってくれないかしら!!」
ス心「やっぱりそう来た!?気持ちは良く分かるんだけどでも
自分の取り立ての甘さの尻拭いをこちらに頼まれても
困るな〜。この年輩女性の気持ちは良く分かるけど、
僕とZZさんの良好な関係(=滞納なし)を
危険な目に合わせてまでこの方の家賃取り立てのお手伝いは
ちょっと。。。」
ス「う〜ん。。。そうですねぇ。。。」
スワローズが躊躇した表情を見せると年輩女性は訴えかけてきました。
年輩女性「でもねえ、あなた大家さんでしょ!!大家さんなら私の
気持ちが判るでしょ!ねえ!!!」
何だか僕が家賃を滞納している気分に成って来ました。。
このままだとこの女性も引き下がらなそうだったので
ス「分かりました。こちらから積極的に電話してまでのフォローは
出来ませんけど会ったら声を掛ける程度の事でしたらやって
みます。でもZZさんから家賃の支払いが無くても責任は
取れませんよ」
すると年輩女性は少し晴れやかな顔になって
年輩女性「ええ、そこまでして頂ければ有難いです。責任取って
下さいとかも言いませんよ♡」
そう言うと帰る仕草を見せながらさり気なくスワローズの電話番号
を聞かれましたがそこは丁重にお断りしました。
それ以来、と言うか僕はZZさんとは会った事もないし顔も知らない
し電話も掛かって来た事は1度も無いし、もしアパート敷地内
ですれ違ったとしても判別は付かないんですけどね。。
それ以来、ZZさんが駐車場家賃を支払ったのかどうかは判り
ません。。
つい最近、半年以上の家賃を滞納されていた大家の独り言でした。
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